●テニス肘と肩こり
強い球をバックハンドで返そうとラリーを続けていると、右肘の外側がジンジン痛くなるテニス肘。
ボールを打つ態勢やラケットの当たりどころが悪いと肘や手首の負担が倍増するので、
テニスが上達してきた頃に発症しやすいのもテニス肘の特徴です。
テニスをしている人への肘・肩の施術方法やセルフケアについてお話します。
テニス肘の施術
テニス肘は肘の外側の炎症です。
見た目にはわからないくらいの腫れがあり、筋肉は突っ張ている状態です。
![](https://xn--pss29zxxn1u2ajyayjh9w.jp/wp-content/uploads/2016/01/tennis-300x201.jpg)
日常ではイスを持ち上げる、長そでシャツを後ろから脱ごうとするなど、
手首を反らすように力を入れる時に痛くなります。
なぜなら突っ張った筋肉がより伸ばされそうになってところに抵抗運動をするとさらに、
テンションがかかり痛みが倍増します。
予防にテニス肘用サポーター
![](https://xn--pss29zxxn1u2ajyayjh9w.jp/wp-content/uploads/2016/12/テニスエルボー用サポーター.jpg)
テニスエルボー用サポーターは筋肉伸ばされないように締め付けておくものです。
ある程度は痛みを予防できますが、症状が悪化してからでは効果が薄いです。
サポーター痛くなくても念のためすることで、発症を防ぐ役割で使用するのが最もふさわしく思います。
痛くなってからは安静が第一ですが、施術方法の一つにテーピングがあります。
テニス肘のテーピング
![](https://xn--pss29zxxn1u2ajyayjh9w.jp/wp-content/uploads/2016/12/門真市外側上顆炎テープ-300x214.jpg)
テーピングは貼っている間はずっと筋肉を補正しくれているので、なおる方向付けができます。
かぶれたり、水や汗に弱いですが上手く張ればかなり回復に貢献してくれます。
上の画像は完成図ですが、腕のラインに沿って一本と斜めにもう一本貼っています。
いずれも痛い部分(黄色い〇)に対してテンションベクトルがかかるように伸ばして貼っています。
![テープを真中からちぎって弱いテンションを×](https://xn--pss29zxxn1u2ajyayjh9w.jp/wp-content/uploads/2016/01/テープを真中からちぎって-300x210.jpg)
テーピングは伸縮タイプのキネシオテープを用いて、真中でちぎってテンションをかけます。
テンションのかけ具合は人それぞれなのですが、はじめは弱い目で10%から30%でいいと思います。
思いっきり伸ばすとはがれやすいし、かゆくなりやすいです。
大事なのは痛い部分がたわめられるように貼ることです。
このたわめるというのが筋膜リリースにもなるのです。
![肘腕](https://xn--pss29zxxn1u2ajyayjh9w.jp/wp-content/uploads/2016/02/jpg-300x199.jpg)
テニス肘の筋膜リリース
肘のように細長い筋肉に対しては、つまんでいく筋膜リリースが効果的です。
方向性横・縦・斜めと皮膚という皮膚をつまめるだけつまんでみましょう。
![筋繊維をたわめるようにつまむ](https://xn--pss29zxxn1u2ajyayjh9w.jp/wp-content/uploads/2016/10/外側上顆炎横つまみ-300x225.jpg)
横方向につまむと筋膜がつまんだ部分だけ伸ばされて、ツッパリ感が軽減します。痛い所が真中に来るようにしっかりつまみましょう。つまんだまま手首を曲げ伸ばししたり、腕を返したりするとさらに筋膜がリリースされます。
![テニス肘筋膜を斜めにつまむ](https://xn--pss29zxxn1u2ajyayjh9w.jp/wp-content/uploads/2016/10/外側上顆炎前腕斜めつまみ-300x225.jpg)
筋繊維を斜めにもつまんでみましょう。筋肉同士が癒着をしていて縦横でつまむだけでな癒着は取れきれません。斜めにローリングしていくように皮膚を滑らすとメリメリと音がしたりします。ちょっと痛いかもしれませんが、我慢してつまむと後が軽くなっています。
![テニス肘前腕の筋膜を寄り分ける](https://xn--pss29zxxn1u2ajyayjh9w.jp/wp-content/uploads/2016/10/テニス肘つまむ1-300x224.jpg)
皮膚をつまむよりも少し深めに筋肉をグリップして、指を寄り分けてみます。筋肉同士・筋膜の合わさりが解けていくようにイメージして肘周辺をほぐしていきます。自分でするときは難しく考えずに、強くつまんでグリグリを指を動かしてみましょう。
![テニス肘溝を掘るように癒着を取る](https://xn--pss29zxxn1u2ajyayjh9w.jp/wp-content/uploads/2016/10/溝を掘るように筋肉をせん断する感じで筋肉の束を一本ずつ癒着を取ります-300x225.jpg)
最後は爪を深く立てて骨の際まで押し込みます。さらに骨から筋肉を剥がす様にゴリゴリ動かしてみてください。このときは少々痛いのを我慢しながら骨と筋肉を選り分ける様にえぐるくらいの気持ちで剥いでいきましょう。もちろん、痛すぎは残るのでいけません。少し痛い位です。
テーピングだけ、サポーターだけよりもこのような施術をした後にする方が断然はやく回復します。
この施術は自分でもできますので、
一度当院で見本を体験して通院できないときはセルフケアとして頑張ってみればいかがでしょうか?
当院は肩甲骨の施術も得意な整体院です
![](https://xn--pss29zxxn1u2ajyayjh9w.jp/wp-content/uploads/2016/12/IMG_1567-300x225.jpg)
ご覧のように体がのけぞる位強力に肩甲骨に指を入れてはがしたりします。
肩の可動域が拡げればテニスの技術も向上しますし、ケガもしにくくなります。
もちろん肩こりにも抜群の効果を発揮します。
テニス肘と肩こりの患者様の声
![](https://xn--pss29zxxn1u2ajyayjh9w.jp/wp-content/uploads/2016/12/肩こりテニス肘-300x225.jpg)
日曜日に営業している整体院を検索していて、見つかったので電話したのですがつながりませんでした。
![年中無休](https://xn--pss29zxxn1u2ajyayjh9w.jp/wp-content/uploads/2016/05/1-300x199.jpg)
折り返し電話があった時にセミナー中で出れなかったそうです。
テニス中に右の肘内側が痛くなり、フォアハンドでラケットを振ると肘を伸ばす時に痛みが出た。
![](https://xn--pss29zxxn1u2ajyayjh9w.jp/wp-content/uploads/2016/12/KIMG0937-225x300.jpg)
(通常テニス肘は外側が痛くなる:肘関節外側上顆炎)
デスクワークでの肩こりも影響していたかもしれません。
腕を伸ばしてもらう(ストレッチ)ことによって痛みがだんだん引いて行きました。
![](https://xn--pss29zxxn1u2ajyayjh9w.jp/wp-content/uploads/2016/12/IMG_1568-300x225.jpg)
上がりにくかった肩は肩甲骨はがしによって肩こりも楽になった。
テニスしている人は肩・肘をみてもらってください。
![](https://xn--pss29zxxn1u2ajyayjh9w.jp/wp-content/uploads/2016/12/門真市肩こりテニス肘-225x300.jpg)
![](https://xn--pss29zxxn1u2ajyayjh9w.jp/wp-content/uploads/2016/12/門真肩こりテニス肘-300x225.jpg)
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施術による効果には個人差があります。
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