高知県から腰痛の相談
高知市より腰痛相談
高知県高知市の○○と申します。
先月の初めに右足の動きがおかしくなり、左足の一歩に対して右脚は半分くらいしか前に出せません。

もちろん近所の整形外科でレントゲンを撮り、痺れ止めの薬をもらいましたが、
全く効果が無く、さらに痛みが増してしまう始末です。

もとから、高校生までサッカーをしていて右足首や右膝など捻挫や肉離れをよくしていて、
それから長年の腰痛でも悩まされていました。

数年前に取ったレントゲンでは腰椎5番と仙骨の間のヘルニアの可能性があると診断されました。
腰の下あたりが痛くなって徐々に右側の仙骨辺りにも痛みが出て来て3か月くらいになります。

ジンジンと疼くような痺れ感が続いていて、サプリメントやコルセットで対応してました。
立とうとしても、今は右脚全体が痛くなってしまい歩く時も右足を引きずっています。
こちらに相談するまでに、ブロック注射・テレビで紹介していたAKA療法・鍼治療も複数回それぞれ受けましたが、
あまり変化ありません。
梨状筋症候群の疑いがあるということで椎間板ヘルニアの確定診断を調べるために、
ブロック注射したところの病院にてMRIも受けるように勧められたのですが、
閉所恐怖症とパニック症候群の為途中で断念しました。
色々調べてみたのですが、自分ではわからず早期に仕事に復帰したいので、
相談した次第です。

現在は真直ぐにじっと立っていられない、右側の仙骨辺りが痛い、腰から脚の先までのしびれ、
円座クッションで座っても痛い(洋式トイレはまだまし)、というような感じです。
歩くと15分位するとしびれて来て、中腰で休むと楽になりまた歩行できます。
よろしくお願いします。

当院の回答
○○さま、はじめまして。
腰痛からの片足に出る神経症状だとすると、腰椎椎間板ヘルニア・坐骨神経痛・梨状筋症候群など全て考えられます。
ブロックやAKA・鍼灸などもどれも効果的な治療方法と思いますから、

受けてみて変化ないというくらい状況は大変つらいと思います。
お話しからすると脊柱管狭窄症ということも考えれらます。
狭窄症も中々改善しにくい腰痛です。
歩いてるとしびれて来て、中腰で休憩するとしびれが軽減するのは間欠性跛行と言われる脊柱管狭窄症の代表的な書状です。

また、円座クッションだと座ると痛いが、洋式トイレだとマシなのは、
お尻の圧迫箇所が円座クッションの方が坐骨神経にジャストミートされていてのと、
トイレ中はやや腰を前屈みになっているからでしょう。
狭窄している箇所の腰椎の動きが硬いと、
立つ歩く座るなど同じ姿勢を続けていると脊髄の圧迫が強くなり姿勢を変えること、

特に前屈みなる・中腰・トイレ中など、例えると”考える人”のポーズが楽なことが多いです。
圧迫の除去は一時的に痛みから解放されますが、治っていくには狭窄部分の腰骨の動きを柔軟にしていく必要があります。
ヘビやイモムシや金魚運動のようにくねくねと滑らかに腰や骨盤を含む背骨全体が動作できるようにイメージしながら柔軟体操をしましょう。
小難しいストレッチでなくてもラジオ体操などを痛みの出ない範囲で動かし、脊椎が柔らかに動いてるのを意識してください。
脊柱管狭窄症の運動ブログ
自身で運動して治していく時に、最も大事なのは”楽になっていく想像力”を保つことです。
”辛い運動をしているのに全然楽にならない”とぼやきながら、続けるのはやめましょう。
さて、その上でもし当院で治療を受けるなら、
「背骨・筋肉・関節の歪みをとっていく≦柔らかくしていく」
ことを重点的にしていきます。
そもそも、歪みをとるには筋肉がほぐれないと真っすぐな状態に近づけません。
逆に子供でも側彎や猫背の子が多いですが、
身体の筋肉が柔らかいから年齢が低いうちは然程重篤な症状は出にくいですね。
当院では、筋膜リリースと関節ストレッチを組み合わせて可動域を広げていく。
動きにくい関節が動きやすく。
動きやすい方はより動きやすくする。
そうすることで、歪みが軽減し全身の調子がよくなり自然治癒力が向上していくのです。
(例:右足60度上がる・左足は80度上がる人の場合。
真っすぐを目指す施術なら、右足を80度にして、左足は80度のままです。
それよりも、柔らかさを目指す整体なら、右足を80度挙げる様近づけて、左足は90度以上上げれるようにする。
後者の方が治る力が増すのです。)
なので当院では、片方だけの足や股関節・膝関節などの訴えでも必ず、両側とも調整しています。
根本的な治癒を目指す当院の明確な理由となっています。
具体的に○○さんの腰の整体をするなら、股関節からの骨盤の調整を3パターン。
仙骨の調整を2パターン(仙骨リリース・頭蓋仙骨療法)。
骨盤擦りの調整と膝倒しの検査。
さらに、頚椎牽引に頭蓋骨微振動や肩甲骨をはがすことも試してみます。
これらは沢山するのがいいというわけでなく、
○○さんにとって自然治癒力が向上するような最適な刺激量を与えることが重要なのです。
この最適な刺激量を与えてくれれば、
ブロック注射でもAKA関節包内運動でも鍼灸でもカイロプラクティック矯正でもどんな治療でも変化はしていきます。
ですが、実際に一回で治せるような治療ありません。
リハビリを必要とするので手術でも無理でしょう。
5回・8回・10回と複数回来院していてもらっていき、回復へと向かっていくものです。
(その間セルフケアも頑張っていただきます。)
高知までの出張も可能です。
HPを利用してもらえるご縁も、実際にお会いするご縁もホントに奇跡に近いものです。
なので、袖触れ合うわずかな縁に感謝し、良くなった状態を最大限のイメージ力で思い描き、
施術の際は一所懸命になって、楽で柔らかいお体に導いていきます。
お大事にしてください。
院長栗岡昭男
