ボクシングパンチで肩痛に筋膜リリース
打撃系は肩がやられやすい
総合格闘技で怪我していない選手はいないでしょう。
腰・膝と肩がその中でも三大障害に入ると思います。
特にボクシングなど打撃系格闘技だと肩甲骨の使い方が硬いと痛みが出てしまいます。
痛めた場合上腕二頭筋・上腕三頭筋等の腕の筋肉が硬くて肩甲骨が伸びきらないこともあるので、
肩甲骨はがしで上半身の土台から可動域改善して、
肩周辺の筋肉と上腕の筋肉を緩めると楽になります。
動画は昔のアクション俳優ブルースリーのウォーミングアップ立甲。
上腕二頭筋
上腕二頭筋は力こぶの筋肉です。
肘を曲げるときに緊張します。
日常でもよく使う筋肉です。
上腕二頭筋は肩甲骨についているので、
硬いと肩が痛くなって腕が上がりにくいです。
総合格闘技などの激しいスポーツをしている人でも、
鍛えてはいるけども鞭のようにしなる柔らかい人は少ないです。
上腕二頭筋の筋膜リリース
まずは上腕二頭筋の付着部の肘辺りを曲げた上で押さえつけます。
押さえつけたら、
筋膜がたわむイメージで肘を伸ばしてきてもらいます。
少しずつ肩の方へ押さえる位置をずらしていって、
筋膜を肩の方へ寄せて筋膜リリースしていきます。
上腕二頭筋の筋膜リリースの動画
三角筋と大胸筋の筋膜リリース
肩の痛みで重要なのは回旋筋腱板であるインナーマッスルですが、
今回はアウターマッスルで重要な上腕二頭筋と大胸筋のインナーマッスルの筋膜リリース法を紹介します。
肩の大きな筋肉と言えば三角筋です。
この三角筋は前部・中部・後部と3つに分かれています。
前かがみになることが多い人は三角筋前部繊維がガチガチになります。
この前部繊維を後ろに引くように筋肉の位置を調整すると肩が上がりやすくなります。
もう一つ大胸筋も肩甲骨の位置を整えるのに重要な筋肉です。
大胸筋もデスクワークやスマホを見ていると収縮緊張しカチカチになります。
この大胸筋は横向きに寝て、
身体の正中から外側に向かって筋膜リリースしていきます。
骨で言うと胸骨から鎖骨の下を通って、
上腕骨の付け根に引くようにします。
寝屋川市の患者様:ボクシングのパンチで肩痛い
寝屋川市で総合格闘技をされている患者様。
打撃の練習でストレートのパンチをスパーリング中に打つと
急に左肩が外れそうになったそうです。
そのまま肩が上がらない状態ですごしていたら、
右肩も上がらないようなったので来院されました。
右肩の方は使い痛みだったので、
軽いマッサージで楽になったのですが、
左肩は上腕二頭筋の肉離れが起きていたので、
筋膜をリリースして寄せるようにしました。
さらに肩甲骨はがしで土台の肩甲骨ごと動きをよくすると、
なんとか肩は上がるようになりました。
<ご記入ありがとうございました。>
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