東京都調布市からマラソン膝の相談
膝とマラソンと立ち仕事
初めまして。
東京都調布市に住む、今年53歳になる
マラソン愛好家の○○と申します。
宜しくお願い致します。
マラソンを始めたのが3年前でして、よく言われるのが、
練習した距離は裏切らないと私も実践しマラソン大会でも、ある程度、結果を残してきました。
相反して、体。特に膝回りは走る度に痛み、治療と言えば近所の整形外科で、湿布と痛み止めで誤魔化してきました。
結果、膝下の激痛、正座が出来ない状態です。
仕事は料理人でして、最低10時間は立ち仕事なので非常に辛い日々を過ごしています。
脚の形状はO脚です。
自分でも出来るマッサージ、ストレッチなど教えて頂きたいと思います。
宜しくお願い致します。
当院の回答
○○様
はじめまして。
マッサージやストレッチは一般的なもみほぐし・さする・指圧、・伸脚や屈伸といった準備運動はされていると思います。
もし痛い部分が届くならつまんで、骨から筋肉をはがすイメージで力を入れてください。
疲れていると骨が筋肉に癒着して動きが悪くなるので、
滑らかで疲れにくい身体にするには骨から筋肉を解放する筋膜リリースと言われるはがし系マッサージが良いです。
といっても、普通は解剖学の知識が少ないので、
実際には筋膜リリース法はプロと同じ効果は難しいでしょう。
唯一、どこが痛いかは当人が誰よりも理解しているので、
その痛い部分をガッツリグリップしてつまんだ状態で屈伸や伸脚など柔軟体操してみてください。
つまんだまま普通に歩いたり、階段を登ったりしてみてもいいです。
つまむ方向もシワが縦方向にできたり、横方向だったり。
つまんだしわをさらに手前に引いたり、横に捻じったりなどしていくと楽になるポンイントが見つかることがあります。
それを見つけていくのが私の仕事なのですが、私でも時間内に見つけにくい人もいますので根気よくしましょう。
つまんだ痛さは気にしないで思いっきりつまんでください。
ただし、動かして痛いのはダメですので、痛くない範囲で動かしてください。
筋肉が原因の場合、かなり痛みを軽減できるはずです。
どうつまんでも変化がない場合は、関節軟骨である半月板が傷ついていると思われます。
この場合は、O脚が原因と思われますので関節のアライメントを修正しないといけません。
多くは靴の外側から踵がすり減っていくので、靴に中敷きをするようにしましょう。
小指側が高くなるように調整してみてください。
(簡易的には、100円ショップで中敷きを縦半分に切って小指側だけ靴に入れる方法もあります。)
立ち方の意識として、親指の付け根と踵の骨の真中を結んだ線で立つようにしましょう。
左右の足でその線が平行になるように意識します。
と同時にお尻の穴をしめる様に、腹筋と殿筋をたるませないようにすることが大事です。
そうすることで体幹の土台がしっかりしてきます。
立つという静止した状態でも、人間の身体は微振動でバランスを保っています。
その微振動が停滞している所が痛みとしてでますので、痛い時はバイブレイターを当ててみるのもお手軽な対処法です。
低周波治療器などは、微振動の原理を利用した物療器具です。
周波数が合えば、効果も望めますが誰に対しても同じ周波数でしていたら、あまり期待できないかもしれません。
もしオムロンなどの家庭用の低周波治療器をお持ちなら自分に合う周波数を徹底して調べてみてください。
一回でなおるものでないですが、自分に合う波長で流せば普通に使うより効果も高いはずです。
私が、患者さんに手を当てる時も(所謂手当て)その人の気持ちに合う心地よい柔らかい手を意識して超微振動で添えます。
人の手には、不思議な力があります。
同じ魚でも私がさばいた刺身より、料理人の小林さんがさばいた刺身の方が美味しいのは((笑))、
技術はもちろんですが、何か手から出る気功のような念の力があるからかもしれません。
私の場合その不思議な治癒力を毎日、
鍛えながら仕事しているので普通の人と同じように触っていても効果が違ってくるのでしょう。
僅かながらでもご縁あり、メッセージを交わすことがお力になれればと思う次第です。
病院でダメだった患者さんに、時折人の力を超えたような説明のしようがない結果がでるので、
自分でもびっくりすることがあります。
来ていただければ、そういう結果もありえますので大阪マラソンに参加される時は、お立ち寄りください。
ちょっとハードルが高いかな(笑)
速く走る、いいタイムを出すのがランナーとして競技者としてめざすべきものであるかもしれません。
私は器械体操をしていたので、明らかに年齢的に20代の選手に太刀打ちできません。
なので末永く基本技ができる身体の管理!これをトレーニングに日々奮闘中。
50代60代になってもバク転や大車輪ができるおやじになれるように、無理せず怪我しないように鍛えています。
小林さんも、60代70代でフルマラソンにでれるようにお体のメンテナンスもがんばってください。
では、お大事にしてください。