肥満と肩こり
肥満の人は肩が凝りやすいと言われます。
腕の重みや頭・首の重みが肩にかかる負担が多いからです。
姿勢を正して背骨に体重が載るように矯正しながらダイエットをお勧めします。
肩甲骨はがしで背中の脂肪も燃焼しやすくしましょう。
肥満と肩こり
BMI
一般的な肥満度の目安にBMIがあります。
BMIとは、BODY MASS INDEX(ボディマスインデックス)のイニシャル。
大人の場合、体重(kg)÷身長(m)の2乗で計算します。
この数式で24.2以上だと太り気味で、26.4以上だと肥満に該当します。
例えば体重50kg、身長150cmの人のBMIは約22..2になりセーフ。
体重60㌔で150cmなら60÷1.5の2乗だと約26.6になり肥満になります。
BMIについてはこちらで簡単に計算できます。
→https://keisan.casio.jp/exec/system/1161228732
但し運動をしていて筋肉があって60キロの人と脂肪で60㌔の人の場合では事情が違います。
筋トレしていて明らかに皮下脂肪が少ない人は肥満にはならないので、
BMIはあくまで数字上の目安になります。
頭や腕の重み
各パーツの重みは、どれくらいなるか調べてみました。(体重50キロの場合)
頭8%(4㌔)で上肢2本で12%(6㌔)合わせて約11キロです。
肩には上から約4㌔の重みがかかり、約6㌔のものをつるす力が常にかかっています。
首も入れるとじっとしているだけで10キロ以上を肩で支えています。
猫背やストレートネックなど悪い姿勢で頭が前に移動したり、
巻き肩で腕が前に垂れさがったりするとさらにその負担が増すのです。
姿勢を正して筋肉や関節の負荷を最小限にすることが肩こりの予防になります。

(出典:小原二郎「人間工学からの発想」)
頭8%
胴体46%
上肢1本6%
(上腕3%、前腕2%、掌1%)
下肢1本17%
(大腿10.5%、下腿5%、足首1.5%)
あくまで目安ですので、個人差があります。

高血圧
筋肉の血流の悪さが肩こりの原因になります。
血液の流れが悪いのは血圧に影響します。

低血圧なら冷え症が代表的な症状ですが、
肥満の人に多い高血圧は肩こりの関係するのでしょうか?
高血圧と肩こりの関係はまだ解明されていませんが、
肥満の人が肩こり易いように高血圧にもなります。
血圧が安定していないということは血流が良くないので、
筋肉への栄養が行き渡りにくいと言えます。
ただでさえ凝りやすい太っている人の肩まわりです。
そこに酸素を含んだ新鮮な血液が供給されないされにくい体質は肩こりの一因と言えるでしょう。
体脂肪率が気になる人はウォーキングなどの有酸素運動を行い脂肪を燃焼させるべきです。
高血圧や肩こりだけでなく健康的で若々しい生活を取りもどしていきましょう!

肥満による肩こりの体操
肩こり体操だとストレッチが一般的です。
腕を回したり首の筋を伸ばしたり。
太っている人も基本的には筋肉をしっかりと伸ばして関節を動かすことが大事です。
先に述べた通り肥満体の人は高血圧の場合が多いので、
有酸素運動で脂肪を燃やしていく必要があります。
それには歩くことあるいは自転車運動でも良いです。
とにかく20分以上は止まらないこと。

足踏みでも良いので一定の運動を続けるようにしましょう。
また、関節運動として筋トレも大事です。
太っていると背中が丸まりやすいので、
背骨をしっかり立たせて維持するには関節を支える筋肉が必要です。
腕立て伏せなど体全体を締めて動かせるのが理想です。

難しい場合は足先でなく膝をついて腕立て伏せをする。
それもしんどい時は曲げ伸ばししないで支えるだけを10秒3セット耐える。
少しづつ負荷を増やしていきましょう。
体重が落ちてくると出来ることの幅が増えて楽しいです。
何より体重が減るので日常動作が楽になりますし、肩こりも改善していきます。
より楽しい充実した生活を過ごすためにもまずは、軽く歩いて筋トレしていくのはいかがでしょうか?

ストレッチ
一般的なストレッチ運動も紹介しておきます。
肩こりでない人や肥満でない人にも健康維持のためにはストレッチは必要ですので、
ご家族や友人にも知らせてあげて下さい。
両手を横に広げて肩を前に後ろに捻じります。

肩を回すというよりも手や腕をぐるぐる前に後ろに回していると自然に肩がついてきます。
よく見ると背骨の運動にもなっているのが分かると思います。
もっと動きを大きくしたい場合は肘を曲げてすると良いです。

動きが多くなりますね。
逆にあえて背骨・体幹を動かさないで腕の動きだけを強調してみるのも良いです。

体幹を固定すると肩甲骨の動きがでてくるので肩こりの人はこちらもしてみましょう。
左右で後回し前まわしを交互にすると殻らだの捻じれ運動にもなりますし、
回し切ったところで深呼吸するなどもよいです。
このように腕を回すだけでも色々な筋肉関節に作用させることが可能です。
一度当院で伸びにくくなった肩こりが伸びていく感覚を体験してみて下さい。
太っている人にも整体は可能

私よりかなり体重の大きな人にも整体するときがあります。
当院の人気メニューに肩甲骨はがしがあります。



かなり力技なのであまりに脂肪が多い人にはできませんが、
100㌔くらいの人にはなんとか指を突っ込んでいます。

こちらの方は生まれた初めて背中で指がついたケースです。
背骨矯正なども必要に応じてしています。

全体の動画もありますので、ご参考にして下さい。
もしダイエットしているなら、整体とは相性が良いです。
血流を良くするのが自然治癒力をあげる方法なので、効率よく脂肪も減らせます。
一度当院までご相談下さい。
※「免責事項」こちら掲載された事例や患者様の体験談は個人の感想や成果によるものなので、
全ての人への効果を保証するものではないので、施術による効果には個人差があります。
整形外科病院専門医の後は寝屋川市守口市大東市四條畷市大阪市内や東京都奈良神戸市から来院する当院に相談下さい。
道を知らない人は第二京阪で来るときに側道に入るのを通過してしまい遠回りする人もいますが、
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