走ろうとすると左足がもつれるような感じのメール相談
無料メール相談:走ると左足がもつれる感じになる
運動が好きでほぼ毎日ジムに通っています。
3年前までは毎日10キロ以上走っていました。
4年前くらいから左足に異変が起こり走りずらくなっていたのですが無理をして走っていました。
3年前の2月にマラソンに初挑戦し、そこから足が一気に悪くなり、100メートルも走れない状態です。
足首が内側に曲がりこけてしまう状態です。
このままでいいやーと思いほっておいたのですが、
マラソンブームで、もう一度走りたい!
そのためには足を治したいと思いメールをさせていただきました。
普段歩くには支障はなく、走れなくなってからは登山をしています。
富士山も日帰りで何回も行き、北アルプスの山も登りました。
ただ走ろうとすると左足がもつれるような感じになります。
足の痛みはないです。
よろしくお願いします。
当院の回答
○○様
HPご覧いただきありがとうございます。
お知らせいただいた内容から断定はできませんが、
気になる筋肉は大腰筋を大腿筋膜張筋、前脛骨筋というところです。
特にインナーマッスルの大腰筋は重要です。
血流を良くして腰骨がしっかり固定された状態で動けるようにしないと
痛みやしびれなども今後発生する可能性があります。
腹式呼吸
手軽にできるのが腹式呼吸です。
腹式呼吸だけでもいいのですが、腹部に手を当てて呼吸に合わせて、呼気で押して、
吸気で抜くのをお腹の上中下と3か所でするといいです。
下半身の血流もよくなるので、腰だけでなく足にも力が入りやすくなります。
太ももの外側
次に大腿筋膜張筋ですが、ご存知かと思いますが、
この筋肉は腸脛靭帯とつながっていてランナー膝になる部分です。
(詳しくはこちらで→ランニング障害腸脛靭帯炎(ランナーズニー)の体操選手)
細長い筋肉で骨に近くて押さえると痛いです。
足を交差して前屈するとストレッチされます。
当院では、膝裏に指をひっかけてはがす・つまむようにして伸ばしたりしています。
筋肉同士の癒着と骨との間を滑らかにスライドしてもらうようにしていきます。
スネの筋肉
3つめの前脛骨筋ですが、”足首が内側に曲がりこけてしまう状態”を回復する為に筋力アップしてほしい筋肉です。
脛の外側にある筋肉なので、足首を反らす時に使います。
脛の骨からはがす様に筋肉を押して外側へ引いて下さい。
(ブログ参照→50m走で足が痛くなった成長痛の患者様)
これにより、前脛骨筋の動きがよくなりストレッチ効果もあります。
ふくらはぎのストレッチと前脛骨筋の筋トレ
つま先を伸ばすのはふくらはぎの下腿三頭筋です。
前脛骨筋は下腿三頭筋の反対でつま先をそらす筋肉です。
階段に足を半分だけのせて、つま先立ちして、
それから踵をできるだけ落とし足首を反らせる運動をして見て下さい。
下腿三頭筋を伸ばしているときに前脛骨筋に力を入れると相乗効果になります。
以上家庭でできるストレッチや運動をお伝えしました。
ブログの方で画像を交えて投稿していますので、そちらも参考にしてください。
マラソン頑張ってください。
お大事にしてください。
院長栗岡
補足:大腰筋の確認方法と促進法
詳しくはこちらで→立つ座る動作で左股関節が痛い枚方市の患者様に大腰筋施術
※「免責事項」こちらに掲載された事例や患者様の体験談は個人の感想や成果によるものなので、
全ての人への効果を保証するものではないことと御理解ください。施術による効果には個人差があります。
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