手首使い痛みの腱鞘炎
昔の掃除はほうきや雑巾がけで手や腕、足腰もフルで使い、
洗濯は洗濯板でゴシゴシ力いっぱいにしごいていましたが、
今は全自動やルンバなど手をこき使わないし運動不足ですね。
それでも、小さなお子さんを抱えて抱っこにおんぶは女性的なスキンシップとして欠かせない育児です。
笑顔に寝顔なら頬ずりしたくなるくらい癒されますが、
何回もあやすのは腕がくたびれて萎えてしまうのは当然です。
抱っこの仕方・使い痛みの時のケアを紹介していきます。
楽に抱っこするには
8キロくらいになってくると抱えるのも女性には一苦労です。
身体の使い方として骨盤から背骨が真直ぐに軸が通っていると力が発揮しやすいです。
そして腕の力は曲げる筋肉”屈筋”と伸ばす筋肉”伸筋”が同時に使うと疲れにくいです。
屈筋と伸筋を同時に使うにはキツネの手をします。
抱っこするとき中指と薬指を曲げるように持ち、人差し指・小指はそらし気味しましょう。
ちなみに鞄を持つときも中指と薬指で持つと楽に持てます。
使い痛みケア3つのポイント
使い過ぎて痛めてしまったらほぐします。
ありきたりですが、いくつかポイントがあります。
①一番痛い所をたわめる様にほぐす
何気に痛い部分を揉むだけでなく発痛箇所に対して皮膚のシワができるようにほぐしましょう!
使い痛みは筋膜が突っ張っている状態なのでテンションを下げていくことが大事です。
画像は前腕しぼりという操法ですが一人でするときは片方ずつしごくか、もしくはつまむようにして大丈夫です。
②筋肉の束を繊維に沿って解きほぐす
揉み解しを受けると翌日、揉み返しになる人がいます。
原因は筋繊維を切断するように押しつぶしているからです。
筋肉は繊維に沿ってほぐすのが大原則です。
前腕の場合は長軸方向に沿って筋肉がついているので、
縦方向へしごくようにほぐしていきましょう。
③骨際を責めて癒着を取る
筋肉の膜を筋膜と言い、摩擦が起きないようにするために筋肉ごとに覆われています。
骨にも膜があり、骨膜と言います。
疲れてくると、筋膜と骨膜がへばりついて癒着が起きます。
とくにしつこい腱鞘炎なら、この癒着を剥がしていくことが大事です。
溝を掘るようにして、骨際まで押しあてて、筋肉・筋膜を分断するように癒着を取っていきます。
高級の美味しい骨付きカルビが柔らかくて骨からすっと剝がれますよね。
人間の筋肉も若いと柔らかく癒着が少ないです。
抱っこで前腕が腱鞘炎になった患者様の声
他の整骨院で手首が痛いくてテーピングしていましたが、引っ越しで行けなくなったので、
同じマンションの人の紹介してもらいました。
最初は手首が痛くて、我慢してたら親指まで痛くなって抱っこできなくなりました。
施術後ビックリするくらい楽になっていました。
まとめ
・骨盤と背骨の軸を作る。
・曲げる筋肉伸ばす筋肉同時使うキツネの手は疲れにくい。
・痛い部分をたわめる様にほぐしたり、つまんだりする。
・ほぐすときは圧し潰さずに、筋繊維に沿って緩めると揉み返しがない。
・骨と筋肉の癒着を取ることで身体が若返る
他にも手首の骨の調整などもありますが、それらはまたご来院の時に施術しますね。
どれだけ便利になっても、今も昔も子育て主婦業は大変です。
疲労がたまる前に体をリフレッシュしましょう!
元気になった患者様達
※施術効果は個人差があります。
整形外科病院専門医の後は寝屋川市守口市大東市四條畷市大阪市内や東京都奈良神戸市から来院する当院に相談下さい。
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