かかとの痛み
かかとの痛みはなぜ起こるのか?
かかとの骨を踵骨(しょうこつ)といい、その上の距骨(きょこつ)があり、脛の骨に続きます。

踵骨は最も体重のかかる部分なので、一番硬い骨です。
痛めると歩く走るのが辛いですね。
ですが、踵骨そのものを痛めている以外にも原因があることが多いです。
☑ふくらはぎが硬い
☑足首が外側あるいは内側に捻じれている。
☑アキレス腱が歪んでいる

☑土踏まずが小さくて、偏平足である
☑骨盤のバランスが悪くて腰痛などもある
☑朝起きた時など足の冷えもあり足首から先が冷たくて血が通っていない感じがする
これらの条件が複合的に重なって、痛みが発生します。
ですので、痛いかかとの部分に電気を当てたり、温めたりしてもなかなか改善しにくいです。
(※音声が出ます)
厄介なことに、痛いのを我慢していると、骨棘と言って踵の骨がトゲ状になってしまい、
手術で削らなければならない事態に陥りかねません。
そこまで行かなくても、足底筋膜炎(足底腱膜炎)といった足裏の炎症で痛みが広がっていきます。
そうなる前に、骨を整えて痛みを取り去りましょう。

踵が痛いときにする整体法
あらゆる骨の痛みに対してする麻酔操法という下顎から脳へ刺激を送る整体法があります。

その他に公開できる整体法として、先ほどのかかとが痛む原因にたいして修正していく方法があります。
まずかかとの骨はふくらはぎから筋膜とアキレス腱から腱膜を伝い覆われるように踵骨に付着しています。
なので、ふくらはぎからアキレス腱にかけて硬さをとっていきます。

骨にべったりとくっ付いているので、骨と筋肉(骨膜と筋膜)の癒着をはがすようにほぐしていきます。
筋肉が緩んでいることで、骨同士の関節面も緩んでくるので、足首のゆがみや土踏まずの形成も整えやすくなります。
常に圧迫されている足関節をけん引もします。

踵骨と距骨、下腿を全体でけん引していくことで、足関節の圧迫を一気に除去します。
これにより関節の遊びを形成し、踵骨の負担も軽減されます。
ふくらはぎのセルフケアストレッチについて
ふくらはぎは下腿三頭筋と言い、2重構造になっていて、深層にひらめ筋・表層に腓腹筋があります。

それらが合わさってアキレス腱になり踵骨を覆うように付着しています。
踵が痛い人はセルフケアでは、この二層構造になっている下腿三頭筋をストレッチするのが効果的です。
いわゆる体育の時にしたアキレス腱のばしは、表層の腓腹筋のストレッチです。

ですが、体育の時のように足をゆするようなことはせずに、じわーと伸ばすようにしてください。
痛めているときに伸ばしたり縮めたりするのはよくないからです。
一定の力でゆっくり伸ばしてください。
深層のひらめ筋は膝を曲げた状態で、足首を曲げていきます。

画像のように、膝を曲げて体重を前にかけて、やはりじわーっと伸ばします。
これを1分くらいそれぞれ交互にしてください。
徐々に伸ばしやすくなり、痛みも軽減してきます。
足裏の痛みを直接つまんで解消

痛みが軽減して来たら、足裏の痛い部分をつまんで足首を曲げ伸ばししていきます。
つまみ加減が難しいのですが、痛くない程度にスジに沿ってつまみます。
何度も繰り返していくと、痛みが消失しています。
踵が痛かった患者様の声

腰痛がきつくなるにつれて踵も。
朝起きると2年間していたランニングやウォーキングが辛い状態でした。
エキテンを見て親切に対応してくれそうだったので。
来た時と比べて腰も足も楽になった。

<ご記入ありがとうございました。>
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